看護師になるための突破口である国家試験。
年に一回しか受験できず、合格することが目標ですよね。
看護師国家試験対策で大切なのはやっぱり過去問を解くことです!
効果的な勉強方法など解説したいと思います。
問題集の選び方
まずはどの過去問題集の参考書を選ぶのかが重要になってきます。
自分に合った参考書を選ぶことが重要です。
ネットで購入するのもいいですが、実際に店舗で中身を確認して購入することをお勧めします。
見やすさ
開いた時の第一印象は大事です。
パラパラと目を通していくと見やすさというのは分かると思います。
問題が最初にずらーっと並んで後ろのページに解説が記入されているタイプ
問題と解説が隣り合わせで書いてあるタイプ
色々な問題集があるので自分で見やすいものを選びましょう。
解説のわかりやすさ
見やすさの一つに解説のわかりやすさも入ってくると思います。
問題一つ一つに解説がきちんとあり、関連する言葉や部門のポイントも一緒に書かれているものがおすすめです。
解答だけが書いてあるものを選んで、自分なりにその問題に関連したことを調べるというのも一つの手かもしれません。
幅広い分野の問題がある
色んな分野の問題が詰め込まれているものが解いていて勉強になります。
必修問題、一般問題、状況設定問題が一冊のものになっているものもあれば、別々の物もあります。
解剖、基礎看護、社会保障、薬剤など色んな分野の問題が入っていることも大事です。
問題の解き方
まずは一通り一回解いてみることです。
ただ解くだけではなくいくつかポイントを紹介します。
迷った問題はチェック
問題を解くときにこれが正解か?と迷った問題はチェックしておきましょう。
迷ったけど正解していた場合、チェックしておかないと合っているからここは大丈夫と勘違いすることも考えられます。
〇をそのままにしない
問題を解いたときに、これは〇だなって思ったときになぜこれが正解なのか。
そこを考えることで一歩進んだ知識を身に付けることができます。
×と思った理由を考える
なぜこの問題が×なのか、その根拠を考える。
「あーこれは違うな」っと思って問題を解く人
「これは○○だから違うな」って思って問題を解く人
考え方だけで身に付き方は変わります。
問題を解いた後の勉強方法
問題を解いて答え合わせを行った後の勉強方法で、理解度が変わります!
答え合わせをしたら、分野ずつに勉強を始めましょう。
問題集にもよりますが、ランダムに問題があれば分野別に問題を分けた方がいいです。
バラバラにするよりも身に付きやすいです。
さて、問題一つ用意して勉強方法を紹介していきます。
肝性脳症の直接的原因はどれか。
1.尿酸
2.アンモニア
3.グルコース
4.ビリルビン
例えばこういう問題があったとする。
まずは問題文を紐解いていきます。
この場合「肝性脳症って何だろう?」ってとこから始まります。
肝性脳症を勉強するには、概要・症状・検査・治療法などを調べると思います。
この場合は肝性脳症を調べると必然的に答えが導かれます。
しかし、ここで終わるとだめです。
答えはアンモニアとなるわけですが・・・
そうするとここで「アンモニアって何だろう?」って疑問がもてると知識も深まります。
ここでアンモニアについて調べる。
そして、他の尿酸、グルコース、ビリルビンについても調べるととても身になっていきます!
ここまで深堀すると、勉強する時間がないと感じる人もいると思います。
その時は間違った問題や、分からなかった問題に重点をおいて問題文の紐解きだけでもすることをおススメします。
まとめ
問題を解くだけでは何も身にはつきません。この問題をどう解くか、どう勉強に生かすかというのは少しの工夫で変わってきます。
ちょっとした勉強方法の工夫で理解度が深まっていきます。自分のやり方も見つけて勉強頑張りましょう!