新人時代を乗り切るコツとは
無事に就職が決まり、看護師国家試験に合格し、晴れて新人看護師として働き始めたが・・・
理想と現実のギャップに驚く人も多いかと思います。
私は新卒でGCUに配属され、学校で習ったことのないことばかりでとても不安だらけでした。
同じ部署に配属された同期は5人いたため助け合いながらなんとか乗り切ることができました。
働き出しても勉強の毎日でクタクタになりながら、慣れない夜勤に入り色々苦労しました。
その中で私が一年目で気を付けていたことや、プリセプターを経験した私から新人さんへのアドバイスを交えながら、一年目を乗り切るコツを伝えていきたいと思います。
挨拶をきちんとする
挨拶はとても大事なことです!
「おはようございます」の挨拶は当たり前ですよね。
新人時代はその日の教育係?みたいに着いてくれてる先輩がいると思います。その方に「よろしくお願いします」の挨拶は必ず必要!
「よろしくお願いします」の一言ってとても大事で、ちゃんと仕事のやる気あるな、教えてもらう姿勢があるなって感じます。
他にも挨拶には、「ありがとうございます」や「お疲れさまでした」など様々あります。
お互い挨拶をして気持ちよく仕事をしましょう。
積極的に行動を
何をしたらいいのか、どう動けばいいのか分からない一年目。
そこで自分がどう行動するかが、今後の仕事に影響してくると思います。
分からないのは当たり前なのが一年目、分からなかったら積極的に聞くことは大事なことです。
きっと、こんなこと聞いたら怒られるんじゃないかな?って考える人も多いと思います。
調べてすぐわかることや、何度も同じことを聞くのはもちろんNGですが・・・
「初めてするので教えてください」「○○まで調べたのですが分からなくて、教えてもらってもいいですか?」などとりあえず、一年目の間に色々聞いておくべし!
はっきり言うと、二年目になったらできて当たり前の世界に突入しますし、自分が教える立場に回らないといけません。
一年目の時しか聞くときはなくなってきます。
積極的に行動し、色々な知識を学んでください。
報告・連絡・相談
どこの会社でも必要な報連相です。
なぜ報連相が大事かというと、チームで活動を行っているからです。
患者さんの情報を共有することで状態把握ができ、退院に向けてどうするかなど決めることができるのです。
例えば・・・患者さんの状態を報告し、多職種と連絡をとり、色々な人に相談し看護計画を立てる。
と言うように、一人で看護するというのは無理なのです。
報連相をしっかり行い、いい看護につなげましょう。
時間管理
新人時代はよく何時にこれをして、何時にあれをしてって最初に考えて仕事を始めていました。
しかし、患者さんはそうはうまくいきませんよね?
検査があったり、ナースコールで呼ばれたり、緊急の入院が入ったりととてもスケジュール通りにはいきません。
て疑問に思うことがありますよね。
私が思うに、時間管理がうまくできている人は、優先順位が分かっている人だと思います。
今やらないといけないこと、後でもいいことをしっかり分かるようになることです。
それがわかるまでには時間はかかると思います。
そこはうまく時間管理ができている人をよく観察することが大事です。
あとは、他の手の空いてる人にうまく仕事を回すことです。
お願いするのは申し訳ないけれど、一人で抱え込むといつまでたっても仕事は終わりません。
チームで行っているので人に頼ることも大事なことです。
優先順位を考え、人に頼りながらうまく時間を使っていきましょう。
うそはつかない
当たり前の事なのですが、怒られるのが怖くて嘘をつく人がいるのが現実です。
処置ができるか聞かれたときに、この前やったけどできるか分からないけどできないと怒られるよな?って思うことは多々あると思います。
この時にできないと怒られるだろうと思い、「できます!」って答える人がいると思います。
もし自身がないのであれば「この前行ったけど、確認してもらいたいので一緒についてもらってもいいですか?」という風に答えるのが正解!
できるけど自身はない時におすすめな言い方です。
うそは必ずばれます。そして、そのせいで患者さんに迷惑になる事があります。
メモ
私の職場での話なのですが、自立している患者さんの血糖測定を忘れたスタッフがいました。そのスタッフは患者さんに忘れた事は内緒にしてて、適当に書いとくからと言ったそうです。数日後患者さんが主治医に、看護師さんからこう言われたと明かしてくれました。しかし、当の看護師は測ったといつまでも嘘を突き通しました。結局、その看護師は辞めていきました。
こういうう風に平気で嘘をつく看護師もいます。嘘をつくことで影響するのは患者さんなのです。
正直に話すことで怒られることもあるけれど、自分自身の成長のため、患者さんに迷惑がかからないためにはきちんと仕事をすること。
嘘はつかずに、正直に話して仕事を乗り越えましょう
プライベートを充実させるコツとは
仕事の話ばかりしたので、今度は新人時代のプライベートを充実させるコツを話していこうと思います。
私が新人時代、初めの3か月くらいはやはり勉強することも多く、全然余裕がありませんでした。
でも少しずつ慣れてくると余裕が出てきて、看護学生時代の友達と飲み会したり、同期で飲み会したりと息抜きしていました。
仕事から離れることは大事なのでそのコツというか、私の実践を踏まえて話していこうと思います。
勉強しすぎない
最初は、先輩から言われたことはしないといけない。全然わからない病気ばかりで患者に迷惑かけたらいけない。
って思い勉強ばかりしていました。
勉強することが悪いことではないです。でも、ずっと勉強していたら疲れがとれませんよ。
患者さんを看ながら勉強するのが一番頭に入ってきます。
その日の事はその日に振り返りは行い、休みの日は好きなことに使うようにしました。
私自身それができるようになったのはやっぱり3か月~半年過ぎた頃でしたが、、、
最低限先輩から勉強してきてねって言われたことはすること。
患者さんを看てて、このデーターはなんでこうなる?、なんでこの薬使ってる?てちょっとした疑問はその場で調べたり、休憩時間を使ったりして調べることで家での勉強時間が削減できます。
必要最低限の勉強でとどめましょう
同期を大事にする
何かと頼れるのが同期だと思います。
中には同じ部署に一人も同期がいないって人もいるかもしれません。他部署の同期でもいいかと思います。
同じ新人時代を一緒に乗り越え、愚痴を言い合える仲間です。
同じところで働いている分、分かり合えることも多く大切な存在になります。
仕事帰りに飲みに行って愚痴を言い合い、ストレス発散に遊びに行ったり、勤務も把握しやすく予定も合わせやすいですよね。
同期を大事にしてお互いをリスペクトしましょう
趣味をみつける
何か違うことに取り組むことはいい気分転換になります。
私の場合は多趣味すぎて時間が足りない、休みがもっと欲しいってなりました。
手芸、料理、お菓子・パン作り、登山、ドライブとやりたいことがいっぱい。
次の休みはこれしようとかいろいろ楽しみが増えて、仕事のやる気にも繋がりました。
色々な事に挑戦し息抜きを見つけましょう
まとめ
私の考える新時代を乗り越えるコツでした!
人それぞれ考え方も違うだろうし、価値観も違うだろうし、自分に合った行動をしてみて乗り越えてほしいと思います。
一年目はできないのは当たり前なので、あまり思いつめずに仕事をしてほしいと思います。